神奈川保護司会とは

神奈川保護司会は、社会を明るくする運動を行っています。

 

「神奈川保護司会」とは全国に約900団体ある「保護司会」の中の神奈川県横浜市神奈川区で活動する保護司の集まりです。

保護司会とは

保護司は、保護司法の規定に基づき、都道府県の区域を分けて定められた保護区のいずれかに所属して、保護区ごとに保護司会を組織するものとされています。

これらの保護司会は、都道府県ごと(北海道では保護観察所の管轄区域ごと)に保護司会連合会を組織しています。
また、地方更生保護委員会の管轄区域ごとに地方保護司連盟が、全国組織として全国保護司連盟がそれぞれ組織されており、いずれも保護司の諸活動の充実・強化を図る上で重要な役割を担っています。

 

保護司とは

保護司とは犯罪をした人や非行のある少年の立ち直りを地域で支えるボランティア活動です。

保護司の活動には、「処遇活動」と「地域活動」があります。

処遇活動

処遇活動の中核は、「保護観察」です。保護観察では、犯罪や非行をして保護観察を受けている人と月に2~3回程度面接をし、彼らの生活を見守り、彼らの相談に乗ったり、約束事を守るように指導したりします。また、刑務所や少年院にいる人が帰ってくる場所である、家族や働く場所などの「生活環境の調整」も行います。

 

保護観察や生活環境の調整は、犯罪者処遇の専門家で、国の機関である保護観察所の職員である「保護観察官」と「保護司」が二人三脚で行っています。

地域活動

犯罪や非行のない地域社会を築くため、毎年7月を強調月間として、全国レベルで「社会を明るくする運動」を行っています。

この運動においては住民向けの啓発イベントを開催するなど、様々な地域活動に積極的に取り組んでいます。